環境の変化に対応するために今、マネジメントスタイルは、
「指示命令」「叱咤激励」中心から
「当事者意識の喚起」「主体性の育成」「自律支援」
中心に変わってきています。
上司や先輩の背中をみて仕事を覚えた私たちの時代とは違い、今までに経験のない出来事が次々と起こる昨今のビジネスシーンでは、主体的にスピーディに環境の変化に対応できる社員の育成が求められています。
部下のモチベーションをいかに高めて業績をあげていくか、いかに主体的な部下を育成して、成果を出し続ける強い組織づくりをしていくか、が大きな課題となっています。従来と違いマネジャーの役割が変化しています。
様々な視点から環境の変化をとらえ、ビジョンを打ち立て部下と共有し、戦略を立案し、部下を巻き込み、ともに推進していく。マネジャーの部下への日々の接し方を変えていく必要があります。そのために、エグゼクティブやマネジャーが外部のビジネスコーチを付けるケースが急速に広がっています。
是非、コーチングを導入して、業績向上や部下育成にお役立てください。
企業のExecutive、
Managerの組織目標の達成と
部下育成をサポート。
人材育成コンサルタント
原島敏郎
(Harashima Toshiro)
●大日本製薬株式会社 1980年4月7日~2005年9月30日
●大日本住友製薬株式会社 2005年10月1日~2006年6月30日
大日本製薬株式会社にて、医薬品卸店担当営業セールスとして、近畿圏の大手医薬品卸売会社の担当を歴任後、営業企画部にて全国医薬品卸店政策企画推進を担当し、「戦略提携プロジェクト」のリーダーとして、重点卸店との販売戦略提携を締結する。
また社内の「企業革新ビジョン策定プロジェクト」に営業部門リーダーとして参画。100周年記念事業の営業部門のプロジェクトリーダーとして、営業部門の組織風土改革に貢献する。
人事部では、採用・研修マネージャーとして、能力開発体系の再構築や採用方針の再整備に取り組み、優秀な人材の確保と育成に貢献した。
住友製薬株式会社との合併に際しては、人材グループマネージャーとして、人事制度融合に取り組み、両社の背景や状況を踏まえた新会社の採用と人材育成の制度を構築する。
企業に在籍していた時は、一貫して人と関わる仕事に携わっていたが、部下・後輩対応で、随分、悩んだり、苦しんだり、喜んだり、うれしく思ったり、様々な思いをした。
営業現場や営業企画部の時は、上司は指示・命令型リーダーで、自分もそのスタイルの先輩だった。そのスタイルしか知らなかった。しかし、人事部にいって、専門職の集まりのようなフラットな組織で、部内でいくつものプロジェクトが立ち上がっているような状況になると、指示命令がなかなか機能しない。
「なぜだろう?」「どうすればいいのだろう?」と思い始めていた頃、教育団体から「コーチング」の紹介があり、初めは、自社に採り入れるかどうか? の検討であったが、説明を聞いているうちに、一番必要なのは、「自分だ」ということに気づいて、勉強を始めた。3ヶ月ほどすると効果が出始めて、メンバー達が明るくなる、笑いが増える、会話が増える、という変化が目に見えるようになる。それにともない、生産効率の向上も実現する。
そこで、会社にも導入する。このコーチングを多くの方に知って、活用してもらいたい、という気持ちが大きくなり、その結果、コーチングを学ぶ人を育てる立場になっていたので、独立を決意する。
現在は、前職での経験を活かして、コーチングをベースとしたマネジメント、リーダーシップ、キャリアデザインなどの企業研修講師とビジネスを軌道に乗せたいと願っているビジネスパーソンの皆さんのコーチを行っている。